
「なるほど、確かにそうだな」と思ったので、書き留めます。
炎上しない書き方・話し方。
炎上しない書き方・話し方

絶対不敗の論拠を用意している以外で、「Aしかない」と立ち位置を明確にしないことです。
たとえば、
「アポロの月面着陸はアメリカによるフェイクだ!」
確かにその可能性はあります。
が、そうでない可能性だってあります。
ここで自分にとって都合の悪い論理が見つかると、相手に攻め立てられる好機を与えてしまいます。

世の中のスキャンダル争いと同じです。
なので、炎上をしたくなければ、Aかもしれない、あるいは、Bかもしれない、ただ〇〇という事実があって、▽▽という事実もあって、私にはAにしか思えない・・
といって、じわじわ堀を埋めていきます。
しかも、大阪城にのみ立てこもるのではなく、暗に大阪の町から逃げ道を作っておく。
そうすると、相手も「なんじゃこいつ」と警戒するのか、あまり下手に突っ込んできません。
アポロなら
「あのアメリカのように抜け目ない大国がなぜあれから一度も月に行こうとしないのだろう」
「月面着陸の時の影の出来方がとても不自然なんだよ。あれ、ハリウッドで撮ったものじゃないよね」
などと言ってじわじわと説得していきながら、「あれは絶対に“やらせ”だよね」という決定打だけは決して打ちません。
あくまで「どうなのでしょう?」というスタンスです。
炎上しない方法の弱点

ただし、こういうやり方は「攻め込まれない」ですが、「攻め込むのが難しい」です。
つまり、コアなファンを一気に獲得しづらいです。
ちなみに、このサイトはの性格上そういうやり方を使わないように私はしております。
が、一応その論理もここに書き残しておきます。
確かに、
「Aに決まってるだろ!」
という論理は、敵をたくさん作るリスクがあるし、「それはちがう!」と反論の余地を大いに残します。
ただ、世の中には「Aに決まってる!」と共感したい人がいます。
つまり、「Aに決まってるだろ!」で攻め込めば、「固定の味方」を作る効果があります。
逆に、「Aに決まってるだろ!」と信じたい人にとって「Aだろう、Bだろう、どっちなんだろう」という論理はあまりに弱いです。
彼らは「あ、そう」ぐらいに思いますが、なかなか信用してくれません。