憧れを持ちすぎて、自分の可能性を潰してしまう人はたくさんいます。自分の持っている能力を活かすことができれば、可能性は広がると思います。
キャンプでいろいろと試すことは、ムダではありません。ムダなことを考えて、ムダなことをしないと、伸びません。
打てない時期にこそ、勇気を持ってなるべくバットから離れるべきです。勇気を持ってバットから離れないと、もっと怖くなるときがあります。そういう時期にどうやって気分転換をするかは、すごく大事なことです。
壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。チャンスだと思っている。
だから、壁がある時は努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。
少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大事。苦しみを背負いながら、毎日小さなことを積み重ねて、記録を達成した。苦しいけれど、同時にドキドキ、ワクワクしながら挑戦することが、勝負の世界の醍醐味だ。
自分のしたことに人が評価を下す、それは自由ですけれども、それによって、自分が惑わされたくないのです。結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が何かを生み出すきっかけをつくる。
今自分がやっていることが好きであるかどうか。それさえあれば自分を磨こうとするし、常に前に進もうとする自分がいるはず。
人に勝つという価値観では野球をやっていない。
第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。
調子が悪い時こそ、全力でプレーすることが大事。
やってみて「ダメだ」とわかったことと、はじめから「ダメだ」と言われたことは、違います。
何かを長期間、成し遂げるためには考えや行動を一貫させる必要がある。
逆風は嫌いではなく、ありがたい。どんなことも、逆風がなければ次のステップにいけないから。
結果を出せないと、この世界では生きていけません。プロセスは、野球選手としてではなく、人間をつくるために必要です。
考える労力を惜しむと、前に進むことを止めてしまうことになります。
自分の思ったことをやりつづける事に後悔はありません。それでもし失敗しても後悔は絶対に無いはずですから。