
東日本大震災でもそうでしたが、またマスコミ不信が広がりそうです。
昨今、急激に高まるコロナ拡散は「若者のせい」「若者何とかしろ」理論。
こういうのは昔から伝統的にずっとある人類史の特徴なのでしょうが、ちょっと今回ばかりなどうなのでしょう。
確かに、一部の若者が媒介になるような行動をとっているのは事実のようです(ただ一応言っておきますが、彼らは致死率が著しく低いにかかわらず、高齢者を守るために甚大な犠牲を払わねばらない当事者なのです。失われた20年の新卒者や、若い非正規雇用者たちなどなどと全く変わりません。太平洋戦争の時と同じように「お国のために万歳」で済ますのですか)。
が、実際、街を見て中高年の人をかなりたくさん見かけるような・・(私は滅多に家を出ません。はからずも「時代の模範」となってしまいました)
ていうか、思い出してください。
中高年世代が若者の時どんなでしたか。
私も子供ら相対する仕事を何年かしたことがありますが、
「最近の子どもたちは大人しいな」
と思うことの方が多かったです。
もちろん、中高年の方々とてそれほど多くが「若い奴らのせいだ」一点張りに思っているとはとても思えません。
が、マスコミと言うのが、あくまで「ビジネスライク」だということを勘ぐられねばらねばならないこの展開。
大の大人たちがあんな公の場でそういう映像ばかり集中的に編集して垂れ流し、一応はそれぞれのカリスマたちがみんなで声をそろえて諭すように言っている姿ってどうなんでしょう。
ていうか、今、昔の記憶から「修行するぞ修行するぞ修行するぞ」っていう誰かのサブリミナルな声すら聞こえてちょっとサブいぼがたってしまいました。
それを言うんだったら、それこそ中高年の方々だっていろいろあったじゃないですか(新卒雇用大量打ち切り、武漢からの観光バスなどなどなど)。
なのになぜあんなに若者を集中砲火(そういえば、コメンテーターに若者はほとんどいませんね。せっかく出てる若者たちだってそういう代弁はしないのですか)。
「中高年は苦しいんです。お互い頑張るようにしましょう。どうかお願いします」
と言う論調じゃないんですね。
そんな中、中国のやり方を、模範とすらほのめかしている、大物コメンテーターが
・・(私の誤解であればいいんですが)
さらに「コントか?」とすら絶句したのですが、その傍らで平然と「人が集まる場所(しかも不要不急とはとても思えない場所です。ヒール屋とか、寺とか)」のロケを番組内で思いっきり紹介宣伝し、大の大人のコメンテーターのみなさんがそろいもそろって「まあ、なんてすばらしい♡」みたいないつものリアクションを取っている(生放送なので取り貯めとかですらないようですね)・・
しかも、そんなのがあっちでも、こっちでも・・
・・・
一応、今さらながら言いたいことを言わしてもらうと、マスコミなんてたいそうなディスクに座ってみんな寄ってたかって「世の中を清くする」みたいな風しながら・・・
ターゲットにロックオンするのは商売のイロハですもんね。
さんざん各番組で卑下にし問題視しているどこかの国々の政府と重なって見えるのは気のせい?
あまりいいたくありませんが、若者がなぜ安倍さんを支持するようになるのか(私が彼を支持するかどうかは置いておきます)わかるような気がします。
この先、若者はますますマスコミを見なくなるかもしれません。
また、彼らが大人と言う者に対してしらける契機になるかもしれません(彼らはあの年で学校に行けず、塾や予備校、習いごとに行くのも難しく、友達とも遊べず、彼彼女とも好きに会えず、部活もサークルもできず、悲願の大会にも出られず、急に就職難になり、バイトも・・)。
そして今後この社会の主役となっていくのは当の彼らです。
私は人道主義を語れるような者でなく、また、素直にそのような志向は必ずしも持ち合わせておりませんが、そんな私から見ても彼らがちょっとかわいそうであり、この社会の行く末はどうなるのだろう、と懸念します。
また、若者の皆さんとしては、
突如不意に降って湧いたこの期間がかえってあなたの貴重な期間になることを祈ります。
ていうか、あなたたちは“恵まれている”かもしれません。
若いうちから世の中のいい加減さ・儚さのナマを身をもって経験できたじゃないですか。
世の大人たちがあっという間に言うことを180度変えたという、戦中から戦後への“瞬間”を経験した人の多くが口をそろえるのが
「そこから戦後が生まれた」
巣ごもりにこちらはいかがでしょう
「巣ごもりが辛い」
「何をやればいいかわからない」
「子供たちが無闇に外を出歩かないような、またゲームばかりしないような、何かが欲しい」
と言う方に、結構向いてるんじゃないかと言うのがあります。
↓私もやりはじめ、結構はまってます。
巣ごもりにちょうどいい?めちゃお手軽楽器ウクレレで迷惑かけず発散!
↓お金を掛けず、心身リラックス。思わぬアイデアが浮かんでくることもあります。