画家であり、作家であり、陶芸家であり、20世紀多分野にわたって多大なご活躍を為された池田満寿夫さんの名言です。
壮年期以降随分ご活躍為された池田満寿夫ですが、青年時代はかなりご苦労を為されていたのですね。
普通に会社勤めするのは嫌だし、でも画家は食えない。
でも、自分には画家しかないということで東京芸大の受験を目指されます。
しかし、ご両親は猛反対。
なんとか受験は為されますが、3年浪人。
この時はどん底だったようです。
このころは「早く40代になってないかな」と夢に見ていたようです。
朝起きたら40代になって、もう成功している自分になっていれば、・・
でも、実際は狭い部屋の冷たい布団の上という現実。
何とか芸大に入学してからも周りの多くの同胞は脱落。
ただ池田満寿夫さんは画業への道をただひたすらに邁進為されます。
池田満寿夫さん曰く、
「自分は不器用だから、これを続けるしかなかった」