『麒麟が来る』初回レビューと今後の期待ポイント

歴史
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『麒麟が来る』が始まってすぐに目頭が熱くなってしまいました。

あの十兵衛様が、光秀公がついに大河の主役として。

今話の気になったところをレビューにしてみます。

『麒麟が来る』初回レビュー

以前から、“ゆかりの地”京都府福知山には「明智光秀公を大河の主役に」という運動が根強くありました。

数年前に、私も署名をひとつ捺させてもらったことがあります。

そして、以後今に至るこのわずかな年月にも福知山とその近辺はいろんな紆余曲折を重ねてまいりました。

中でも特に大きなトピックがこれ。

あの「嵐山を襲った大洪水」を覚えてらっしゃいますか。

ご存知の方はご存知の通り、あの時の洪水は福知山とその近辺にもかなりのダメージをもたらしました(福知山市街地は広範に水没。隣の丹波市などでは大規模ながけ崩れ・鉄砲水が方々で起こりました。というか近年の異常気象により福知山とその近辺における洪水が常態化しつつあります)。

そもそも、福知山は光秀公が“開きのはじめ”と言われております。

かなりの水害の街だったのですが、光秀公が入部し、治水をよく施したために生まれ変わり、今の発展へとつながっていきました。

以来、特に福知山では、光秀公への信奉は一方ならぬものがありました。

たとえ、世間では謀反人なり、とはいえです。

何か「このタイミングで」と言うのもどこか「歴史の不思議な暖かさ」と「その再考を促す厳しさ」を感じさせます。

もとい。

では、今回の『麒麟は来る』の気になりポイントをいくつか。

母、お牧の方がかなり重要な役どころとなりそう

そもそも石川さゆりさんがやられるのですから。

やはりいつまでもとてもお若い、そして、本当にお美しいです。

あの設定では明智家には「悪いことをするとおしりぺんぺん」のしきたりがあるのですね。

ともかく。

今後、お牧の方はかなりクローズアップされそうですね。

ということは、丹波八上城の波多野秀治は、より一層重要な役どころになる可能性は高いでしょう。

というのも、波多野の郎党は光秀のお母さんを磔にする、という逸話があります。

ただそれは江戸時代の軍記ものに書かれていることなので、創作の可能性がだいぶ高いのですが。

ちなみに、波多野秀治がクローズアップされるのは夏から秋ごろかと推定されますが、ちょうどその頃、八上城近辺では観光の盛りと重なります。

名物デカンショ節や秋の味覚なんかとともに、というのもいいかもしれません。

(明智光秀公旅をするならこちらの記事が参考になれば幸いです)

松永霜台様(弾正久秀)はやっぱり曲者

今回の配役のある意味目玉ともいうべき我らが松永霜台久秀様

やっぱり吉田鋼太郎さんは非常に、というより「今、この人以上は、いるのか?」というくらい合ってますね。

今話では、酔いつぶれて寝入ってしまった光秀公(下戸のはずなのに、がぶ飲みしてらっしゃる・・。案の定です)から金品を強奪するという、まあ、あれはバックパッカーあるあるです。

私も、むかしくらいかけました。

飲み物に睡眠薬を入れて、身ぐるみはぐという。

海外では他人の差し出した飲み物や食べ物をうかつに口に入れるのは危険です。

霜台様、大喜びして、例の如く・・と思ったら、光秀公が喉から手が出るくらい欲しがっていた鉄砲をきっちり置き土産にしたりしてくれちゃって(ネットでは「松永サンタ」とすでに評判となっているようです。実はこの人、三好三人衆との戦いの折、「クリスマス休戦」を成し遂げた人でもあります。まあ、別にこの人自身、キリシタンでもなんでもないんですけどね。ていうか南蛮宣教師ルイス・フロイスにボロクソに書かれてるぐらいのご仁なんで。素直に、休戦する口実が欲しかったのでしょうね)。

単に現実にシビアなだけで、結構、情のある人と私は見ているのですが、その辺を垣間見せてくれました。

ああ、ただ早くも気になります。

そんな霜台様が最後どうなられるか・・

光秀公はその合戦に指揮官の一人として参加されますからね(信貴山城の戦い)。

明智家臣の動向

誰をどうピックアップしていくのだろう、と気になっていた明智家臣団。

初回から登場は藤田伝吾のみですか。

この人は後に光秀公が本能寺計画を打ち明けた五人衆の一人に入る重臣になります。

三宅長閑斎(重臣筆頭明智秀満の父とされる)、溝尾庄兵衛(光秀公の介錯人とされる)はまだ出てませんか。

まあ、この辺は私のわがままとしても、あのご両人もぜひピックアップを。

明智光安は?

(引用instagram煕子様と明智光安殿)

『明智軍記』などでは光秀公の後見人で、明智の当主たるべき光秀公が成人して遥かな年齢になってなお、実権を手放さない「謎の人物」として私には映ってしまっている叔父明智光安。

今作でもなかなかうさん臭げなあつかいを西村まさ彦さんが熱演されておりました。

私の好みでは、その辺の家督を巡ってひと悶着あってほしいな、と勝手に期待しております。

やはり着目!“鉄砲”

明智光秀公は鉄砲の名手だったと言われます。

山崎の合戦でも梅雨でなければ、もっと善戦できていたかもしれません。

そしてあの時代の先見の象徴ですね。

今でいうAIみたいなもんでしょうか。

1話目から話題の中心になるというのはファンとしてうれしいポイントです。

三淵藤英の今後は?

(引用instagram左から『三淵藤英』谷原章介、『細川藤孝』眞島秀和、『松永久秀』吉田鋼太郎、『足利義昭』滝藤賢一、『足利義輝』向井理)

明智光秀公最大の盟友細川幽斎藤孝の御兄君です。

作中では気位高めのキャラで登場されました。

谷原章介さんが演じられております。

今後、幽斎さんとの兄弟の関係はどう描かれていくのでしょう。

そして、この人は光秀公や弟幽斎とちがい、最後の最後まで足利義昭に味方し続けます。

ついに敗れて、光秀公に預けられ、自害をすることになるのですが・・

今後の明智光秀公は?

(引用instagram)

真実の明智光秀公はかなり現実にシビアな人です。

そして、時に大変にワイルドなこともやってのけます(比叡山焼き討ち、丹波などでの虐殺、本能寺の変など)

ただ今のところ、その片鱗は鳴りをかなり潜めております(ただ、野盗撃退ではさすがにというべきか、わりと躊躇なく敵を殺めてらっしゃいましたが、後の伏線かもしれません)。

「まだ若い」というのを前面に出しているのかもしれませんね。

今後、「戦国の現実」をいよいよまざまざと体験してゆき、どう変化していくか、が見ものです。

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