服用歴延べ15年の私が実感するパキシルのメリット・デメリット

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代表的抗鬱剤の一つ“パキシル”

私はその延べ15年の服用者です。

世の中広しとはいえ、かほどはなかなかいないのでは、というメンヘラ自虐をいいことに巷でよく言われるその効能と副作用のほどを実体験とともに解説。

パキシルとは?

SSRIの一種。

SSRIとは神経伝達物質セロトニンの再取り込みを阻害する薬です。

「どういうことか?」

というとまず鬱病のメカニズムです。

神経系とセロトニン(鬱病時)
引用wikipedia

鬱病になると、神経伝達物質であるセロトニンの量が激減してしまいます。

しかし、SSRIを使うと、これの再取り込みを防ぎ、より多くのセロトニンを神経細胞に送り込み、鬱病を解消してゆきます。

神経系とセロトニン(SSRI服用時)
引用wikipedia

日本で販売使用されるようになったのが2000年。

特に2000年代は鬱病への強力な特効薬としてかなり汎用されていたように記憶しております。

私も鬱病初診と同時に医者から勧められました。

なぜ延べ15年も飲み続けているのか?

たいていの場合、パキシルは鬱が寛解すれば処方が無くなっていきます。

が、私の場合、思春期の頃から鬱になりやすい体質です。

一度鬱が治ったからと言って、放っておけばすぐにまたかかってしまいます。

なので、パキシルを飲んでいればその予防効果にもなるのです。

パキシルの効き目は?

口コミなどを見ると効き目は人それぞれのようです。

ただ私にはかなり効きます。

容量にもよりますが、心身が力強くなる感じ。

細かいことには動じなくなります。

研ぎ澄まされた感じになります。

どこか達観した感じになります。

無理が効きやすくなります(一時的ですが)。

ストレスは溜まりにくくなります。

でも・・・

パキシルのデメリット

キレたら怖くなる

我慢はわりかしできるようになるのですが、一線を越えた時の爆発が。

また、周りも「おとなしい人」というインプットが出来上がっている場合が多いため、虚を突かれたようになるみたいです。

そう、パキシルをあまり飲まなくなった私をキレさせた人は大概「だから何ができんの?」「仕方がないな」と良かれ悪しかれなめ切ったものですが、パキシルを飲んだ私をキレさせた人は明らかにおびえる場合が増えます。

だから、向こうは手段を択ばなくなります(まあ、そりゃ元々あんなことする系統の人たちですから)。

この辺りはアスペルガー症候群という私の特性とも密接でしょう。

人の弱さに鈍感に

これは気が回る回らないとはまたちょっと違います。

人間なんてのはかなり不完全な生き物です。

理屈よりまず感情が優先です。

そこを許せないと言えば無暗な闘争を招き、しかもずるずるなんてことに(今のどこかの国と国の関係みたいです)

パキシルを多めに飲むと一見は気楽なのですが。

飲まないとやってられない時は飲むようにしております。

胃が荒れる

これはよく言われます。

そして私の場合、20代の頃は全然大丈夫だったのですが、30代後半ぐらいから割と顕著になってきました。

服用した翌日は結構来ます。

何というか、食べたくなくなるのですね。

太る

さっき言ってたことと逆じゃないか、と思われるでしょうが、これはあります。

全体的におおらかになり、体も太りやすくなるのでしょうか。

言っときますが、私は元々いつどれだけ爆食いしても50kg以下のガリガリ君でした。

が、これを服用しはじめてから60kg代後半ぐらいが常態となっております。

お腹もぷっくり出てきました。

それと、気のせいか筋肉もつきやすくなるのでは、と思います。

やっぱ、元と同じくらい飲んだ方がいいんじゃない?と思うかもしれませんが、まだ当面やめておきます。

自殺リスク

これは正直あるんじゃないか、と思います。

普通鬱病になる人、死にたい人というのは繊細で実際の行動にはなかなか移せない場合が多いと思います。

でも、この薬を飲むと「リアルに実行に移す人」になりやすいので。

私も一度自殺未遂をやったことはありますが、気付けに飲みました。

まあ思ったよりロープが伸び、足が床に着いてしまったというなんともなオチなのですが。

実際自分の命を絶つふんぎりってのは本当に「全部捨てる覚悟を受け入れられた時」なんです。

いくら頭では死にたがっても体は全力で抗いますから。

自殺を考えると鬱病になりやすくなるのもそのせいです。

冬眠みたいに体が動かなくなれば自殺をやりたくてもできなくなる、いわゆる予防効果なんです。

最近は?

容量をだいぶ減らしてもらっております(3日で10mgぐらいです)。

やはりパキシルのある状態は「自然ではない」ような気がしまして。

でも、完全無しだと辛くなる時がありますので、お守り程度の役割です。

パロキセチン

パキシルを使用するならそのジェネリックであるパロキセチンを服用してもらった方が圧倒的に得です。

中身はほとんど同じなのに値段が圧倒的に安いから。

私は明治のを使ってます。

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