
はっきり言って大いに裏切られた2019。
移籍組の秋吉、金子はまあまあだったけど。
『台湾の大王』こと王柏融(ワンボーロン)
ハンコック
といった新外国人は思いもかけぬ大失速。
上沢は交流戦でソトにマッハの打球をぶち当てられ、シーズンの半分をすっ飛ばしてしまいました。
2018、10勝のマルティネスも結局登板0。
中田翔は一番大事な時にけがをしてしまい、それと合わせるようにしてチームは「あわよくば首位」からどんどんじり貧となり、終わってみると正直「何やっとんねん」と言われても仕方のない体たらくです。
そんな日本ハムファイターズの2020展望をまとめてみました。
2軍を育成する気はあるのか?
まあ、怪我は仕方ないんですけどやっぱり……
そりゃないよ日本ハムファイターズ。
「選手育成がうまい」
ように見せつつ、実は結構・・
・斎藤佑樹
・清宮幸太郎(まだこれからですが)
しかも気になって仕方がないのはここ数年2軍ビリ近辺がずっと指定席。
2019 7位
2018 7位
2017 6位
2016 6位
2015 6位
2014 7位
2013 7位
2012 6位
・・・
正直、万年ぶっちぎりが定位置のソフトバンクとはまったく好対照。
ある意味「よくこれであれだけ戦えるな」と、感心してしまうほどです。
ともかく、ごく一部のスター選手だけ育てるのがうまくて、層が薄すぎる、それがものの見事に2019負の形で露呈してしまった態となっております。
2020はどうなるのでしょう。
2020日本ハムファイターズ先発陣は?

2019最多勝の有原。

2018、11勝の上沢。

同10勝のマルティネス。
2019、8勝の金子。
ほか杉浦、吉田輝、加藤、上原、など、まだソフトバンクには見劣りしますが、普通に強力なラインナップです。
今シーズンから武田勝さんがピッチングコーチに就任します。
オープナーもいいけど、「ここさえ整備すれば」。
2020こそは順当に「安定した勝ち」を積み上げていけるのでしょうか。
2020日本ハムファイターズリリーフ陣は?
秋吉、石川直、宮西が支えておりますが、もう少し層が厚くなってほしいところ。
結局、バーベイト、ハンコックはクビなようです。
2年目の立田投手も同様。
う~ん・・
新外国人のバーヘイゲン、ドラフトで社会人から取った河野、望月にはいやがうえにも期待が高まります。
2020日本ハムファイターズ野手陣は?
近藤、中田翔、大田泰、西川の中核はいるのですが、ケガ人が出るとダメになるという悲しさ。
昨季抜けてしまった長距離砲レアードの穴を埋めきれず、今季は巨人から取るビヤヌエバに期待が高まります。
また、大田泰がどれだけ躍進できるかも楽しみ。
中田翔を押しのけるほどの活躍はできるのでしょうか。
中田翔とて昨季途中まではせっかくキャリアハイの調子だったのに・・
今年はフルシーズンでチームに貢献してこそでしょう。
(引用instagram)
また、王柏融(ワンボーロン)です。
本人もここ数年にない大スランプだったでしょう。
今年の(も?)日本ハム浮沈の最大のキーマンかもしれません。
潜在能力ははっきり言ってあんなものではないはずです。
彼が大暴れすると、もはやこのチームの打線は他球団に抑えられない脅威。
後、この広い球場をホームとするのですから、当然守備は練達してほしいものです。
2020日本ハムファイターズをもっと見たい!ならどこの動画配信?
日本ハムファイターズの試合を「きっちり見たい」という人にはどの動画配信サービスが良いのでしょうか。
数多い中でも、コスパ、試合数、画質、などで結局総合的にピックアップされるのがこの3つ。
・DAZN(ダゾーン)
・パリーグLIVE
・スカパー!
月額料金とすれば、
DAZN(docomo未加入) 1,750円(税抜)
DAZN(docomo加入) 980円(税抜)
パリーグLIVE(ソフトバンク、Y mobile未加入) 462円(税抜)
パリーグLIVE(ソフトバンク、Y mobile加入) 0円
スカパー! (プロ野球セット) 3,685円
普通ならパリーグLIVEが圧倒的にお得です(ソフトバンク、Ymobile未加入の場合はyahooプレミアム会員に加入すると自動的にパリーグLIVEを見れるようになります。月額無料キャンペーンをやっている時もあります)。
ただ、パリーグLIVEの困ったところは基本的に
・スマホ対応
ということは、ネット特有の「クルクル・ストップ」は覚悟しなければなりません。
動画を見てるときに、よくある「あれ」です。
しかも、
・交流戦セリーグ主催ゲームをやっていない
そういったのが気になるなら、ほかの2つを選択肢の視野に入れた方が良いです。
DAZNは今のところ広島とヤクルトの主催ゲーム以外はみんなやってます。
また、見逃した試合を配信してくれもします。
しかも、ほかのスポーツの配信も盛りだくさん。
バスケ、バレーの国内リーグ、さらにサッカーは国内外に充実(ただし、全日本の試合は基本的にやってません)。
F1はかなり評判が高いです。
ほか、卓球、ゴルフ、自転車、ラグビー、などなど、結構マニアックなリーグも中継してくれたりします。
ただし、ネットなので、「クルクル」はたまにあります。

スカパー!は料金は高めですが、基本的にNPBの全試合をやってくれるのがうれしいところ。
しかも、「クルクル」はありません(ただし、衛星TVなので雷などに弱いです)。
デメリットとすれば料金が高いところ(ただし、日本ハムの試合を重点的に放送するGAORAとだけ単チャンネル契約を結ぶとDAZNよりも安くなることがあります)。
また、場合によってはアンテナを取り付けねばなりません。

基本的に、DAZNとスカパー!にはそれぞれに無料お試し期間が設けられております。
まとめ
今年もホークスはめちゃくちゃ強そうです。
ただ、ファイターズも実際8月初旬までそうだったように、そこと拮抗できるか、それ以上の可能性は十分秘めていると思います。
2019は悪い面がたまたまいろいろと出てしまった、ということで、2020はその分巻きお返しを。
スポーツなので仕方ないですが、多くの選手が怪我をあまりせず、また大きなスキャンダルもなくシーズンを無事戦えるのが理想でしょう。
ともかく2軍からちゃんと育成できる体制ができないのか。
ハッキリ言ってこれがこの球団の最大のテーマだと思います。