日清食品創業者安藤百福名言集9選

思想・処世術
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日清食品の創業者安藤百福

チキンラーメンやカップヌードルの生みの親です。

根っからの実業家で若いうちから自分で事業を次々と立ち上げ、大きな成功と挫折をたくさん経験いたしました。

そんな安藤百福の生き方のつまった名言集9選です。

安藤百福名言9選

人生に遅すぎるということはない。

人生で2回、無実の罪で牢屋に入れられ、何度も事業の破綻をも経験しました。

チキンラーメンを売り出したのも48才。

死にかけても無一文になっても力強くまい進する素晴らしいたくましさです。

逆境に立って、すべての欲とこだわりを捨て去った時、人は思わぬ力を発揮できる。

生になじんだ生ではなく、死と背中合わせの生。

「死ねば浮かぶ」ともこの人は語っています。

事業のヒントは周りを見渡せばどこにでも転がっている。

この人はなんでも事業にしてしまうプロ中のプロです。

戦中の疎開先では「燃料不足の時代だから」と裏山を買い取って木炭を売り出し、戦後すぐは放置された鉄板を使って製塩を始めました。

アイデアのもとというのは見る人から見ればどこにでも転がっているものであり、世の中を柔らかく、有用に、貪欲に見なければならないのでしょう。

即席めんの発想にたどり着くには、四十八年間の人生が必要だった。過去の出来事の一つ一つが、現在の仕事に見えない糸でつながっている。

「世の中に無駄なものはない。」

とはよく言います。

一時の苦労でいたずらに悲観せず、また一時の成功で浮かれすぎない、

ということなのでしょうか。

発明はひらめきから。ひらめきは執念から。執念なきものに発明はない。

エジソンも

「1%のひらめきと99%の努力である。」

と言っております。

まして、0から1への「生みの苦しみ」。

その分「生みの喜び」も計り知れないのでしょうが。

何かを成し遂げた人の多くはそこにたどり着くまでにたくさんの失敗し、見えない努力をものすごく積み重ねているとよく言われます。

真のリーダーの資格は、人としての徳を持っているかどうかだ。

なかなかむずかしいことです。

が、歴史を見ると、長い目でうまくいっている人は大概、徳を施しております。

逆に短気的にうまくいった人でも徳のない人は大概その後失墜します。

そういえば、江戸後期の立て直しの名匠二宮尊徳も「報徳」を説いております。

仕事をするのは組織ではなく人である。

ワン・フォー・オール。

オール・フォー・ワン。

とは言いますが、今でも組織が独り歩きをし、その本分を忘れがちになることはしばしば。

しかし、その組織には本来、多くの人や自然で成り立っており、また、相手にするのも多くの人や自然だと思います。

貧すれば鈍するの轍を踏まぬように。うまくいかない時こそ涼しい顔をして戦略を練るべし。

うまくいかない時はとかく悲観的に考え、あせり、あるいは慎重になりすぎます。

しかし、そういう時こそどっしりと、大胆さも忘れず。

何度も苦境を経験した人だけにその言葉の重みがちがいます。

仕事を戯(たわむ)れ化せよ。

自身仕事と戯れつくした人。

戦後すぐ製塩を立ち上げた時はあぶれていた若者たちと。

チキンラーメンを作る時は家族総出で。

栄養食品の開発で圧力鍋が爆発し、自宅を破壊したこともありました。

奥さんにはこってりやられたそうですが。

この人のやる仕事は波乱万丈ですが、いつも面白みにあふれているように感じます。

君は今、何をしているの?

安藤百福が社員などに会うとだしぬけにこう尋ねていたようです。

尋ねられた方はたいがい一瞬あっけにとられるようですが。

参考文献


安藤百福の波乱万丈の人生についての記事はこちら

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